長編アニメーション映画『すずめの戸締まり』。
新海誠作品は背景がリアルで美しく、実在の場所をモデルとしているケースが多めです。
「すずめの戸締まり」の舞台となった九州の聖地についてまとめていきます。
【すずめの戸締まり】九州の聖地はどこ?

映画『#すずめの戸締まり』
— 映画『すずめの戸締まり』公式 (@suzume_tojimari) November 8, 2022
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「すずめの戸締まり」のヒロインすずめは、九州の田舎「門波町」に住んでいるという設定です。
門波町は架空の地名で、モデルとなった場所は、複数の地域を組み合わせているようです。
いずれも住民の方の生活の場所ですので、行かれる方は周辺住民への配慮をお願い致します。
大分県:旧豊後森機関庫
まず、ポスターの背景となっている場所については、大分県の旧豊後森機関庫がモデルだと言われています。
鉄骨のドーム部分は実際にはないので、アーチ形の建物だけがモチーフになっている可能性があります。
その他には、茨城県古河市にあった洋館の廃墟もモデルでは、と言われています。

熊本:門波リゾート(廃墟の温泉街)
すずめが最初に戸締まりをする廃墟は、すずめの自宅付近の「門波リゾート」です。

「門波リゾート」は架空の地名ですが、モデルとなった温泉の廃墟の候補はいくつかあるようです。
- 湯の鶴温泉(熊本県):ひし形の欄干の橋
- 天ヶ瀬温泉(大分県):橋の向こうの景色
- 湯平温泉(大分県):赤ちょうちんの石畳の道
どちらの温泉も道幅が狭く、大勢で押し寄せると地元の方の生活に支障が出るおそれもあります。
訪問される方はご注意下さい。
熊本県水俣:湯の鶴温泉(欄干・川沿いの風景)

ひし形モチーフの欄干の橋は、熊本県水俣市湯の鶴温泉の「 喜久屋橋」の欄干と似ています。

ちなみに喜久屋橋は駐車場から喜久屋旅館へ渡るための橋で、橋の向こうには旅館しかありません。
湯の鶴温泉は橋だけでなく、川沿いの風景も似ていると言われています。


大分県:天ヶ瀬温泉

橋の向こう岸の景色は天ヶ瀬温泉に似ているとも言われているようです。
大分湯布院:湯平温泉(石畳・赤ちょうちん)

赤ちょうちんと石畳の道は大分の湯平温泉がモデルではないかと言われています。
「湯の鶴温泉」と「天ヶ瀬温泉」と「湯平温泉」は実際はかなり距離が離れています。
宮崎県日南市:すずめの自宅
すずめの自宅は緊急地震速報のスマホ画面によると、宮崎県南部に位置しているようです。

具体的には日南市だと言われています。

大分県:佐賀関港(フェリーの港)
すずめがフェリーに乗る港のモデルは、実際にフェリーの港がある佐賀関港だと言われています。



通学路の坂(自転車で下るシーン)

すずめの自宅は、位置的には宮崎県南部の日南市だと言われています。
コチラの背景は、油津港と似ているとの説もあります。
ただ、宗太とすずめが自宅に向かう途中の坂道は長崎を思わせる風景でした。
坂道の場所は特定されていないので、日南市以外の場所がモデルの可能性もあります。
宮崎ではありませんが、高知県の室戸スカイラインが似ているとも言われています。

細部の形状は違う部分もありますが、全体の雰囲気は非常に似ていると感じます。
詳しくはコチラの記事をご覧ください。

日南線

すずめが学校に向かう踏切でキハ47が通行しており、日南線だと言われています。
まとめ
新海誠監督の「すずめの戸締まり」。
モデルとなった場所はどこか一カ所というよりも、複数の場所を組み合わせていると考えられます。
今後も特定できた場所について更新していきます。







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