昭和を代表する歌手であり「若大将」の異名を持つ大スター、加山雄三さん。
歌手の他にもタレント業・画家など、幅広く活躍されています。
この記事では、2023年現在の加山雄三さんの活動を紹介します。
【2023現在】加山雄三は2022年にコンサート活動の引退を発表

加山雄三さんは、2022年6月にコンサート活動を引退することを発表しました。
今年4月で85歳になった若大将。元気だが、6月に、「年内でコンサート活動から引退する」と発表した。9月に東京都内で「加山雄三ラストショー~永遠の若大将~」を開催。10月に静岡県で開かれた野外フェスティバルに出演し、9日夜、豪華客船で開く海上コンサートを最後にする。
引用:産経新聞
最終的に第73回NHK紅白歌合戦に特別企画での出場が決定。
これまで紅白歌合戦に17回出場し、うち3回で司会を務めた加山雄三さん。
85歳での出場は史上最高齢と話題になりました。

12年ぶり18度目出場の今回は、特別企画で登場。愛する海への思いを歌に込めた代表曲「海 その愛」を披露した。85歳という年齢を感じさせない歌唱に、情熱を注ぎ込んだ。波立つ大海原をスモークで表現したステージは、シンプルかつ壮大なものだった。
引用:スポニチ
2022年の大晦日を最後に、惜しまれながらも歌手活動から引退されました。
【2023現在】加山雄三の今の活動内容はコチラ

加山雄三さんの現在の活動内容がコチラ。
①ギャラリー展の開催
②番組への出演
③ラスト・コンサートのDVDの発売
④ラジオ番組への出演
⑤作曲家としての活動
それぞれご紹介していきましょう。
①ギャラリー展の開催
2022年7月14日~2024年の2年間限定で加山雄三ギャラリーが銀座にオープンしています。
画家としても活躍する加山雄三さんの絵画や、所蔵するギターなどが展示されています。

加山雄三さんは、59歳の頃から独学で油絵を描き始めました。
絵画は購入することもできます。

②番組への出演
加山雄三さんは2023年1月28日のNHK BSプレミアムの「加山雄三 密着!最後のステージ」に出演しました。

番組では、2022年10月に行われた豪華客船でのコンサートや、バンド仲間との食事会にカメラが密着。
加山雄三さんを敬愛するEXILEのATSUSHIさんや高見沢俊彦さんも出演し、加山雄三さんの魅力を語っていました。
③ラスト・コンサートのDVDの発売
2023年1月1日、「加山雄三ラストショー~永遠の若大将」の模様を完全収録したLIVE DVD & Blu-rayが発売されました。

このLIVE DVD & Blu-rayには、2022年9月9日に東京国際フォーラム ホールAで開催された、加山雄三のラストホールコンサートの模様が収録されています。
④ラジオ番組への出演
2022年8月25日、加山雄三さんは「オールナイトニッポンGOLD」のラジオパーソナリティを担当しました。

「オールナイトニッポンGOLD」は、毎回違うパーソナリティが登場するラジオ番組です。
番組内では、引退前の思いを語るなど、歌手活動61年の思いが詰まった放送となりました。
⑤作曲家としての活動
加山雄三さんは、弾厚作というペンネームで作曲家としても活動しています。
そんな弾厚作さんは、2022年5月16日からNHK「いないいないばあっ!」の新曲「いいことありそうだ!」の作曲を担当しました。

作詞はつんく♂さんで、弾厚作さんの自宅から出てきた1960年代のオープンリールテープに収録されていた楽曲を元に制作されました。
子ども番組に楽曲を提供したことは今まで一度もないという弾厚作さんは、このようにコメント。

この歳になっても自分にとって新しいことがまだまだ起こることに驚きと、皆様に感謝しております。
おでかけするときの“ワクワク気分”を、あたたかな風を感じるハワイアンな曲に仕上がっています。
なぜ?加山雄三が歌手として引退をする理由とは?


2023年で86歳になる加山雄三さん、引退理由には自身の年齢が関係しているようです。
「倒れたじゃん、俺さあ」。3年前に脳梗塞、一昨年は小脳出血。立て続けに病に倒れた。特に一昨年は、危険な状態だったという。退院してから歌に支障はないことを確認。そのときは、安心した。だが、「やっぱり限界ってあるよなあ」と考えるようになっていた。
引用:産経新聞
2020年頃から引退の時期に悩んでいたという加山雄三さん。
家族やスタッフらとも協議し、今後のパフォーマンスや年齢、体力面などを考慮。「歌えなくなってやめるのではなく、まだ歌えるうちにやめたい。最後までいつも通り歌う。それが一番」との思いから、歌手活動の継続を最優先した形となった。
引用:サンスポ
歌手活動を最後までやり切るために、この時期に引退することを選んだということです。
加山雄三はもう歌うことは絶対にないの?
昭和36年に「夜の太陽」で歌手デビューをしてから、60年以上が経過した現在の心境について加山雄三さんはこのように語っていました。



寂しくはないね。もう出し切っているから。一生懸命やってきたからね
コンサート活動からは引退した加山雄三さんですが、作曲やプロデュースなどの音楽活動は生涯続けていくと明かしています。
【加山雄三】1970年に松本めぐみと結婚


加山雄三さんは、1970年に女優の松本めぐみさんと結婚しました。
当時は人気絶頂だった加山雄三さん。
そのため女性ファンからの嫉妬は凄まじく、脅迫めいた手紙が届くなど、松本めぐみさんは怖くて危険を感じる程だったと言います。
【加山雄三】妻との馴れ初めとは?


加山雄三さんと松本めぐみさんは、1965年の映画「エレキの若大将」での共演で知り合いました。


趣味でクルーザーを所有していた加山雄三さんですが、「女性は船酔いしてしまう」と自身のクルーザーには女性を乗せない方針でした。
しかし、初めて乗せることになった女性が松本めぐみさん。
加山雄三さんの心配をよそに、松本めぐみさんは船酔いすることなく堂々と編み物をしていて、その姿を見て恋心を抱いたそうです。


そして2人は交際を始めますが、2人ともスターだったため外でのデートはほとんどできず、加山雄三さんの自宅かクルーザーでのデートとなりました。
その後、加山雄三さんはローマでプロポーズ。
1970年9月4日に、ロサンゼルスでひっそりと結婚式を挙げました。
【加山雄三】子供は4人!


加山雄三さんには、4人のお子さんがいます。
- 長男:池端信宏(1972年7月14日生)
- 次男:加山徹(1975年8月8日生)
- 長女:梓真悠子(1976年7月26日生)
- 次女:池端えみ(1978年3月28日生)
それぞれの活躍をご紹介していきましょう。
【加山雄三の長男】池端信宏の活動内容はコチラ


長男の池端信宏さんは、花火演出家として活躍されています。
花火師として2008年長岡花火大会の「天地人花火」をプロデュース。
2016年のリオデジャネイロ五輪の閉会式での花火演出。
2017年に横浜ベイスターズの開幕戦前セレモニーの花火演出などを手がけました。
また画家として個展を開かれたり、コンピューターグラフィックの会社を経営するなど、マルチに活躍をしています。
【加山雄三の次男】加山徹の活動内容はコチラ


次男の加山徹さんは俳優として活躍しています。
1995年にドラマ「終わらない夏」でデビュー、その後も数々の人気ドラマに出演しています。
当初は山下徹大名義で活動していましたが、2019年に加山徹に改名しました。
【加山雄三の長女】梓真悠子の活動内容はコチラ


長女の梓真悠子さんは、女優・料理研究家として活躍しています。
大学在学中にスカウトされた梓真悠子さんは、大河ドラマ「毛利元就」で女優デビュー。
また自宅では、両親から受け継いだ料理の腕と食へのこだわりを発揮し、クッキングサロンを主宰しています。
【加山雄三の次女】池端えみの活動内容はコチラ


次女の池端えみさんは、女優として活躍しています。
2000年に放送されたドラマ「涙をふいて」でデビュー。
2003年からは役者修行のためにニューヨークへ移住し、活動の幅を広げています。
まとめ
「若大将」として人気を集めた大スター、加山雄三さん。
2022年に歌手活動を引退されましたが、その他の音楽活動・芸能活動は継続されています。
まだまだ元気に活躍していただきたいですね。
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